精密機械の中でもカメラの仕組み

カメラはいくつかの種類がありますが、基本的な仕組みは共通しています。カメラを実際に分解してみると、複雑でたくさんの部品からできています。仕組みを考える上でイメージして欲しいのは人間の眼です。

まずは物体をレンズを通してフィルムに届きますが、これは目はカメラではレンズになり、網膜がフィルムになるわけです。光が入る量を調整するシャッターは、人間の眼では瞳になります。

カメラレンズと言いますと1枚のように思いますが、実際はガラス板・凸レンズ・凹レンズなどを組み合わせてできているのです。目の場合は筋肉によってデリケートで複雑な動きをします。そのような動きを複数の部品やレンズによって再現するのです。精密に写真にできる秘密はここにあります。

近頃はデジタルカメラが主流になっていますが、アナログカメラと違ってシャッターは電子回路で制御されるような仕組みです。電気の流れをコントロールして露出時間を調整しているのです。

精密機械の中でもカメラの仕組みについて、ご紹介しました。少しは理解できたのではないでしょうか。仕組みがわかると、ますます愛着がでてきますね。